(平常本体価格・税別¥26,000)
S4はMAT(マエストーソのL’版)からCLD(CLHDをL’に落とし込んだもの)の順番で2in1になっています。
(MATセクション)
レクティーク MaestosoはいわゆるTSモディファイと呼ばれてるものの中でもかなり高い評価をされています。それをL’の筐体に落とし込んだのがMATです。
コントロールは上段左がボリューム、上段右はゲイン、
下段左はトーン、下段右がLowカット。
右下のツマミはLow-Cutで、絞り切った状態が標準でその時は勢いあるTSモディファイなマエストーソの手応えを感じます。このツマミを上げるごとに低域が無くなっていって聴感的な歪みも減ります。ポイントによっては枯れたニュアンスにも捉えられるので、匙加減でいろいろな表情のオーバードライブを作ることができます。
(CLDセクション)
CLDはCaeruleum Lightdriveの略称。 レクティークCLHDからHD(High Defenition・ハイデフ)の文字を省いたもの。CLHDは私としてはプリアンプ的なブースターのイメージが強いです。そして赤裸々な印象なのですが、L’ではCLDという名称になって穏やかな印象に仕上げられてます。
CLD単体でもナチュラルなオーバードライブ作れます。
コントロールは右上がボリューム、左上はゲイン、
下段左ツマミはDefinition(輪郭)、下段右ツマミはLow-Cut。
これらツマミから幅広いキャラのトーン、歪みが作れます。個人的には左下Definitionツマミを上げ切って輪郭の角を取ったところ基準で甘いオーバードライブ作った時の印象が好きです。
4つのツマミを積極的に使っても行けるのでその時の気分やアイディアで色々使えそうです。
S4の使用イメージは、前段のMATで基準の歪みを作る。後段のCLDはそれをブーストする。CLDの設定次第でバイト感ある歪みにしたり、太い甘い歪みなどシチュエーションによって色々適応させられるという感じです。
また、MATの底力も大したものなので、あえてかなりのLowゲインで絶妙なクリーン作っておいて、後段のCLDを歪ませることでいい感じのオーバードライブを作れたりしました。
ユーザーのセンスが光る組み合わせではないかな!と思います。
電源はパワーサプライなど外部電源からのセンターマイナス直流9Vを使用。電池は内蔵できません。単品で持ち出すときは電池スナップと9V電池ってのが行けます。
【 平常・税込販売価格¥28,600 】