ハードケース付属
ファイギターは安曇野市穂高、有明に工房を持つ堀井氏が製作するギターブランドです。 ボディデザインに黄金比を採用したオリジナルなものです。 堀井さんの黄金比のお話はこちら
その音色は、堀井さんの人柄が伝わるような、暖かいぬくもりのあるトーン。自然体な響きが魅力です。
Model30.はソロギターでの演奏を念頭にデザインされたボディ形状。抱えやすくて大きすぎないボディです。またネックもソロギターを意識してグリップ形状は平べったい、しっかり作られたクラシックギターを思わせるもので、ハイポジションでの演奏性や、ハイポジでのカポ使用もストレス無いようにヒール形状も工夫されています。
ボディトップのイングルマン(エンゲルマン)は、鋭すぎない張りのあるアタックが特徴で、ソロギターだけでなくアルペジオを多用するようなプレイヤーさん達に好印象を持ってもらえる材です。 サイドバックのゼブラウッドはメリハリ効いた木目とは裏腹に、素直なニュアンスで程よい重みの輪郭と落ち着いた中域が特徴です。 指板材のホンジュラスローズは、比較的硬めで高域が立ちやすい材なのですが、指板材にするとエボニーでは出ない、ほのかな華やかさや音の太さを感じる中域があります。
自然体で弾き手の入力に丁寧に応えてくれる音色も心地よいですが、全体の見た目バランスも良い感じです。 指板材、ロゼッタ、サイドバックの木目に統一感と存在感がありつつ、よく見るとボディバインディングに使ってる黒パールセルのマッチングがとても良いです。 飾っておくのも気分良いし、肩ひじ張らずに弾ける感じも良いし。 すぐに手に取れる場所に置いておきたい一本ですね。
【主な仕様】
トップ材:エングルマンスプルース単板
サイド・バック材:ゼブラウッド単板
ネック材:アフリカンマホガニー2P
指板材:ホンジュラスローズ
ブリッジ材:エボニー
弦長(スケール):645㎜
ペグ:後藤ガット SGS510Z-B07 CK
ナット材・幅:牛骨・44㎜
ロゼッタ:フェニックス
ブレーシング:オリジナル フォワードシフテッドX
塗装仕上げ:ラッカー