fuzz

エフェクター

松本駅前店

ファズ Marty Lost Works ZIP BOY

  • 松本駅前店展示
ファズ Marty Lost Works ZIP BOYイメージ01

(本体価格・税別¥27,000)

マーティロストワークスは諏訪方面を拠点に音楽に関わる仕事をしている的場洋太くんの屋号。

これまでの数多くの現場経験の積み重ねを元に、ついにようやっと発売した、90年代以降のイメージの、若いバンドマンの足元に置かれるタイプのFuzzです。

サイズは 123㎜ ×93㎜ ×58㎜ 今どきには少々大きく感じるかもしれませんが、このサイズ内に、多くのバンドマンの足元にある歪みと、様々なライブハウスなどの活動現場で勘所良く融通利くトーン回路が入っているならば、むしろ音質補正用のエフェクターが不要な分、省スペースと電源ポートの節約になる有能なペダルではないでしょうか。 つまりこの1台の中に、気持ち良い歪み、気の利いたバッファー、最高に役に立つトーン回路と3つの機能が収められているわけです。

また、ベーシストの「自分も歪ませたい!」という声のために一工夫もありますので、ベーシストも要チェックな逸品ですよ!

ZIP BOYは、いわゆるMuff系。その中でも若いバンドマンにかなり支持されている深緑だったり黒かったりする時期のものが元になっています。 その時期のものは私個人はある種の無機的な角張ったきめの粗さみたいなものを感じていたりしますが、それを土台に、これは自分の予想ですが、良くできたバッファーの効能か?クリーミィなニュアンスも持ち合わせている興味深さがあります。 そして、そんなに音量を上げなくともこのタイプで絶対に欲しい「音の壁」感もバッチリ出てくれますし、Muff系のみぞおちをえぐりに来るかのような中低域のロングトーンの押し出し感ももちろんあります。
…でありながらもFuzz特有のデリケートなトーンニュアンスが実は存在していて、そういったものにFuzzの価値を見出している方にも是非体感して欲しいペダルでもあります。

下段のトーンセクションは、このFuzzの性格にあわせた設定がされています。 積極的に音作りすることで、このペダルの違った一面を引き出せるでしょうし、微調整でバンドの音圧にいっそうの存在感を与えてくれる事でしょう。 そして良くできたしっくり馴染むバッファードバイパスと踏み込むときのブツってノイズが気にならない電子スイッチの採用。 この辺りの出来の良さこそ、数多くのプレイヤーと音楽に関わった的場くんの真骨頂でしょう。

電源は、一般的なセンターマイナス直流9V。乾電池は内蔵できません。