ソルフェージュ科
初歩クラス
これから音楽を始める、または始めてまもない就学前の幼児のためのクラスです。
楽器を演奏するために必要なソルフェージュとピアノの導入を行うことができます。歌い、聴き、身体を動かし、のびのびと音楽に接していきます。それらのことから音楽的な感覚を養うことができます。
本能的な感覚が鋭敏なこの時期こそ、良い学習が必要と考えています。約一年の学習を経て、ソルフェージュ科、ピアノ科へと進んでいきます。
初期コース(4歳~小学生低学年/60分授業)
「歌うこと」と「踊ること」、そして「表現する喜び」は音楽の根源に通ずるものです。
体を動かし、歌うことを通して、リズム感・拍感・フレーズ感・音程感を自然に身に付けながら、少しずつ楽譜の仕組みを理解していきます。また、調性や和音についても実際に体験しながら学んでいきます。
楽器を弾くためには、「情緒面」・「運動性」・「読譜を含めた音楽力」が必要です。私どもとしては、この時期は特に、「情緒面」・「運動性」を育てることを大切にしています。
中期コース(小学生/90分授業)
生徒は、演奏を豊かなものにするための音楽的な基礎能力と感覚を磨いていきます。メロディー、ハーモニー、リズム、曲想など、楽譜に書かれているあらゆる事を理解できるよう学んでいきます。演奏する際に楽譜から音楽を読み取りイメージを創り上げ、表現できる力をつけていきます。このコースでは、個人レッスンでは得られないこの大切な音楽体験を核として授業は進められます。
後期コース(中学生・高校生/90分授業)
生徒は、演奏を豊かなものにするための音楽的な応用力と感覚を磨いていきます。中期コースで学んだことに加え、より高度なリズム、音程、ハーモニー等を聴き取ることができるようにしていきます。また、曲の色合いを感じ、フレーズや強弱などを読み取りながら表現することができます。西洋音楽に多様な和音、幅広い調性、複雑なリズム、音階など音楽原理について理解することのほかに、音楽様式、西洋音楽史等音楽一般常識について理解することができます。オーケストラ、室内楽の楽譜も取り上げ、演奏する際により深く楽譜から音楽を読み取りイメージを創り上げ表現できるように、楽曲の構成、和声等、演奏に結び付けられる高度な内容を扱います。
受験コース(中学生・高校生/90分授業)
音楽高校、音楽大学などへの進学を希望する生徒のために徹底した指導を行っていきます。生徒は、希望校合格のための音楽的能力を身につけることができます。